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桜の夢

第17章 後悔

ふと気がつくと、既に公園の中だった。

無意識の内に入っていたようだ。

私はそんなに流星に会いたいのか…

思わず苦笑する。

あ!そうだ!!

流星に聞いてみたら何か分かるかな?

流星と船橋さんってなんとなく似てる気もするし!

そう考えていると、少し離れた所のベンチに座った流星を発見した。


「流星ー!」


私は近所迷惑にならない程度の声で呼びかけ、小さく手を振った。

流星は一瞬驚いた顔をしたが、すぐにあのにかっとした笑顔で大きく手を振ってくれた。

その姿が子供っぽくて、なんだか凄く可愛い。

思わず私も笑顔になる。

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