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桜の夢

第3章 接点

「だって…ねぇ?」

すると山口君は意味有り気に流星の方を見た。

見られた流星はそっぽを向いており、顔が見えない。

流星が喋ったのかな?


「心愛~!おはよ~」


そう思っていると、小百合が登校してきた。


「あっ、小百合。おはよ」


今日も朝から可愛いなぁ、この娘は。

そう思っていると、小百合はわざわざ私の後ろにまわって私に飛び付いた。


「うひゃっ」


思わず変な声が出てしまった。

可愛いけど、嬉しいけど、苦しい!

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