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桜の夢

第20章 罠と告白





バンッ―――…


ドンッ―――………


「いっつ…」


私は車の中に押し倒された。

突然のことで何が起きたかわからない。


「こんな状態でも東城さんって可愛いらしいんだね」


船橋さんはおもいっきり開け放ったドアを閉めつつ、車の中に入ってきた。

そして、押し倒した私の上にかぶさるように乗っかる。


「ちょ?!船橋さん?!?!」

「あははは…東城さんがいけないんだよ?」


船橋さんはそう言いつつ、私の両手を拘束した。

いや…なにこれ………

怖い、怖いよ………………

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