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私が口を開かないと、船橋さんは意外とあっさり離れてくれた。

もうあきらめてくれたんだろうか…？


「お、お願いだから離してください…」

「何言ってんの？離すわけないでしょ？？」


そう言いながら船橋さんは私のブラウスへと手をかける。


「ちょ、ちょっと！！なに……するん、ですか…！！」


私は動けない体を必死に動かして抵抗しようとした。

だがそんな抵抗も空しく、器用に片手で私のブラウスのボタンを外す船橋さん。

あっという間に私のブラウスは全開になる。


「ここでブラが見えたらそそるのに(笑)」


そう、私はインナーを着ていたのでブラを見られたわけじゃない。

しかし、そんなかすかな希望もすぐにかき消される。

船橋さんはどこからか鋏を取り出し、私のインナーを切り裂いた。