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桜の夢

第20章 罠と告白

「ん。いいながめ(笑)」

私のブラ姿を見ながら笑顔を浮かべる。

そして空いている片手で私の胸をもみ始めた。


「ひゃあ…ん、ぃや…お、お願い……やめて…ぇ」

「ほんとにそう思ってる?感じてんじゃないの??」

「か、感じてなんか…!」


そんな私の様子を楽しむように、船橋さんはさらに強く激しくもみ始めた。

もう…いや……

目から流れ落ちる涙は止めることが出来ず、私は必死に抵抗した。

船橋さんがこんな人だったなんて誰が想像しただろう。

あんなに優しかったのが全部計算だったなんて誰が考えただろう。

信用した私が馬鹿だった。

あの優しさに甘えてしまった自分が悲しい。

お願い…誰か………

誰か……………………!


「流星ーーーー!助けてーーーーー!」

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