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桜の夢

第6章 満開とハイチュウ

「お疲れさまでした~」


ぐったりとして私は店から出る。

あの後。

休憩から戻って船橋さんにお礼を言った。

すると船橋さんは微笑みながら「俺は東城さんに悪戯しただけだよ?」と惚けた。

船橋さんの笑みは流星のような笑みとは違い、静かな優しい笑みだ。

いかにも大人という感じである。

ほんとに大人だなぁ。

さて、むかついた昼休みや忙しいバイトも終わった!

お楽しみの夜桜だ!

そろそろ満開だろうなぁ…。

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