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桜の夢

第6章 満開とハイチュウ

「ぷっ」





「あはははははっ!」


?!

な、なに?!

私、流星に笑われてる?!

「心愛、百面相してんだもん」


ひ、百面相?!

瞬間、顔が熱くなる。

恥ずかしい…。


「何って聞いても、心愛には分かってもらえないよな…」

「えっ、なに?」


自分でいっぱいいっぱいの私には、笑いが一通り収まった流星の呟きが聞こえなかった。

すると流星は首を降り、ブレザーのポケットから何かを取り出した。

あれは…ハイチュウ?

なんか流星がハイチュウって可愛い(笑)

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