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私には夢があるの。

第13章 こんな私


私は思いっきりお姉さんに
抱きつく。



どくっどくっ


お姉さんの心臓の音が

今、どんな気持ちで
どんなに辛いかを


すごく表していた。



棗「ぅっ…にぃ…

リハビリする!

お姉さんと一緒に
にぃ頑張るから!


お姉ちゃんの夢を
にぃが応援するから!!」



お姉さんはそっと私に
手を延ばし、抱く。




私はお姉さんのために、

一体なにができるの?


なにをしてあげられるの?




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