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私には夢があるの。

第13章 こんな私

私の頬をつたう大粒の涙。

この涙を止める方法は
今の私には分からない。


でもお姉さんにしてみたら
私のこの涙だって、


しょせんは同情の涙。


春「もうどうしたらいいか
分からないよ。


…どうして私なの?

…っなんで私なの?


ねぇ…どうして?


わたし…わたしぃ…っ

私には夢があるのっ…!



夢を持つのは悪いこと?

叶えたいって思うのは、
いけないことなの?


夢を実現させてよぉ…


体を…っ

動かしてよぉっ‼」


棗「お姉ちゃんッ‼」


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