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私には夢があるの。

第14章 お母さんたちのお話。


棗「おばさん?」

お「なーに?」


棗「治らないの?病気」


しーんと沈黙。

母「バカ!」

お「いいの!

…いいのよ。」


私を叩こうとする母を
必死に止めるおばさん。


お「…そうね。

治らない…治療法がないの。

だから、

このまま病気が悪くなるだけ。」



おばさんはしゃべりながら
私と母に飲み物を出す。

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