
君が幸せならそれでいい
第1章 出会い
「よぉ!陸!海!」
「ぅい-す」
一年生のころ仲がよかった
奴らと少し群がって
不自然じゃないように
弁当を食べた
「なぁ!どれだよ転校生!」
「あの子だよ!ロングヘアの子!」
「うわ!まぢ可愛い!」
海と周りの友達が
こそこそ話してて
楽しそうだったが
俺は話に入らなかった
「おい陸~見て見ろよあの子!」
「普通ぢゃね?」
「超可愛いぢゃん!お前本当に女興味ないんだな~」
「別に彼女とか邪魔なだけだろ」
「なんだそれ~まぁ俺はメアドでも聞いてくるわ!」
「お-。がんばれ」
海はすぐさま
女子が群がる所に行って
メアドをきいていた
海はモテる
かっこいい顔してるし
サッカー部でレギュラーだし
ただ若干チャラい。
「よっしゃ!メアドゲット~!」
「おめでとう。」
海や周りの奴らは
女子のグループと
盛り上がってたが
俺は話に混ざらず
1人で窓の外の
桜をずっと眺めていた
綺麗だな、、
その時だった
