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HELLO ENDING〜君との思い出〜

第2章 計算

あの頃の私はまだ高校生になったばかりだった。
毎日が新鮮で、それなりに充実していた。

そんな時、私の前にある男があらわれた。

帰宅途中に突然話しかけられ、戸惑う私に「自分はこの学校の卒業生だ。そして近くの大学に通っている。この辺りをよく通っていて、君をよく見かけていた。そして好きになった。」というような事を言っていた気がする。

とにかく怖かったので、私は好きじゃありません、と言って逃げるように家に帰った。

いつまでも後ろから見送られていた気がする。
視線が気持ち悪くて走っている間もどうにかなりそうだった。

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