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HELLO ENDING〜君との思い出〜

第2章 計算

私は黙って席に着いた。案の定、霧人の友達は来ていない。自分から呼び出しておいて、遅刻なんてどういうつもり?
それとも、わざと数分待ち合わせに遅れて相手が会いたいなと思った時に現れるっていう、姑息な女みたいな手を使おうとしてるのかな。

真未はアイスティーを注文すると、スマートフォンで小説を読み始めた。

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