雪月花
第5章 球技大会
球技大会は滞りなく進んでいく。
ちなみに俺は野球部なのに、出場するのはバスケ…
その部活やってる人間でも2人までは参加が認められている。
だから誠司ともう1人の野球部、梅本は野球に出場する。
俺はじゃんけんで負けた…
ま、バスケも出来るからいいけど(笑)
運営の仕事は午後からで、バスケの試合は午前―。
とっとと勝って、佐野と話をつけて、仕事を終わらせよう。
と思っていたが…
バスケの1試合目。
相手を見て顔がひきつる。
それは球技大会実行委員を辞めさせられたあいつらのチームだった。
しかもご丁寧に役員全員。
しかもその内2人はバスケ部だ。