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俺は若干の自己嫌悪を含みつつ、吐き捨てる様に言った。


元をたどれば、どうでもいいと思って付き合った俺も悪い。


過去の自分が今更ながら憎い…


ちゃんとしなかったのが悪いよな。


そこは責められても何も言えない。


だが、俺が答えると佐野はそれ以上何も言わなかった。


またしても沈黙が流れる。


もうこれ以上俺からは何もない。


ちゃんと佐野に会って、直接別れを告げた。


佐野から何かあるなら聞くつもりだったが、黙り込んでしまっている。


特に返事をする気はなさそうだ。


これ以上は…時間の無駄だな。


そう判断し、教室に帰ろうとした。


でも―