
南の龍
第11章 刻ん家
遊んだあとに寝るって、ほんと子供。
なんか私までなんか眠たくなってきた。
二人の寝息の音が私を睡眠に誘う。
そのまま私はベットに体を預けて寝てしまった。
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どれくらい寝ただろう。
目を覚ますと日が沈みかけていて、空は橙色に染まっていた。
「うぅぅん」
私はグッと背伸びをした。
そして、自分がベットの上にいることに気付く。
部屋を見渡したけど、誰もいなかった。
いちよう刻の部屋らしいが。
私は、ベットから起き上がり一階に向かった。
