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南の龍

第12章 そーゆう関係


「…んん……!?」

刻は唇を離そうとしない。

五秒くらいしてやった刻は唇を離した。

でも、その直後また唇を重ねてくる。

角度を変えて何回も何回も重ねられる唇。

私の息遣いがだんだん荒くなってくる。

「…と…ハァ…き……ハァ」

リップ音だけがこの辺りに響く。

私が息を吸い込むために開けた口の隙間から刻の舌が入ってきた。

「…─っっ……?」

チュ─チュ─……

私は…どーすればいいんだろう……。

心は拒絶してるのに体は受け入れている。

すごく変な感じがする。

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