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南の龍

第2章 出会い


「なぁ、どこ行くの?」

「……」

「もしもぉし!」

「……」

「聞いてる?」

「……」

「無視かよ?」

「……」

「おい、ストーカー!」

「……」

「……へなちょこ!糞野郎!」

「あ?」

「おっ、やっと聞こえたか」

「……」

「お前マジしばくぞコノヤロー」

「やめとけ。いくらお前でも俺には負ける」

「……な、なんのことだよクソヤロー」

「俺は、お前の親父のこと知ってるぞ」

「……」

な、なんですと〜!


いや、トキ君は冗談がうまい!

顔に似合わずやりますな。

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