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南の龍

第4章 南龍


とぼとぼ歩いていると後ろからバイクの音が聞こえてきた。

朝から糞迷惑な奴等だ。

どっかのちびちゃんならまだ寝てる時間だぞ。

私はそー思いながら学校に一歩ずつ歩みを進める。

でも、私はピタッと歩くのをやめた。

目の前、1メートルくらい先にバイクが止まった。

多分さっき私が迷惑なやつだと思っていたバイク。

そいつは私の前でヘルメットを取った。

……いや、誰だよ。

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