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南の龍

第4章 南龍

「なんで?」

男が私が言ったことにそう返してきた。

「言いたいことあんなら自分で言えよ」

なんだよこいつ。

さっきまで優しい口調だったくせにいきなり鋭くなりやがった。

「会いたくないから」

「なんで?」

「……学校…行くから」

「分かった」

私の適当な理由に分かったらしい男は自分の名前を名乗らずに、

また、バイクに乗ってどこか言ってしまった。


私は学校について自分の席に座り体を机に預けてすぐに眠りについた。

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