南の龍
第6章 事件
「なんで、私が知ってるんだよ」
「お前ら幼馴染みだろ?」
「刻と?そんな訳ないじゃん。私最近刻と初めて会ったんだから」
「情報違いか?それとも人違いか?」
「知らないよ」
「でも、この写メはお前だよな?」
そー言って男が私に見してきたのは、刻と私が並んで歩いてるところの写メ。
「お前だろ?」
「うん」
「訳が分からない」
「それ、こっちのセリフだから」
「番号しらないんならお前いるいみないし」
「じゃぁ、帰せよ」
「それは俺が決めれねぇし」
「じゃぁ、誰が決めれるんだよ」
私の質問は無視して男は部屋から出ていってしまった。