南の龍
第8章 守るから
「帰るぞ」
そー言った刻はいつもの刻に戻ってた。
「そうだな」
「美椰行こ!」
「あっ、うん」
私たちは夜の道を帰っていった。
途中で私と刻。金髪と輝に別れた。
……金髪の名前、また聞くの忘れたな。
「……どこまでされた?」
「へ?なにが?」
「あの男に……」
「あ、あ〜…」
「…言いたくなかったらいいんだ」
「いや、別に…いいんだけど…その…恥ずかしいというか…」
「そうか」
「うん」
「最後まではされてないのか?」
「最後ってのは、その〜あれか?い…挿れるとこまでってことか?」
「あぁ」
「最後まではされてない」
「そうか」
「なんでそんなこと聞くんだ?」
「気になっただけだ」
「そか」