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南の龍

第9章 祭り


そんなこんなで祭りも終わりに近づいていた。

空も、もうすっかり暗くなっている。


「美椰、花火あとちょっとだな!」

輝はよほど楽しみなのか、いつも以上にテンションが上がってる。

「おぅ!!」

私も輝に負けないくらいテンションが上がってるんだけども……。

「刻達のところ戻ろうか」

「そうだな」

「美椰、まだなんか食べたい?」

「いや、もういいかな」

「そっか!」



私達は刻達のところに戻る途中、何も食べていないであろう二人に焼そばを買っていった。

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