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奴隷オークション

第3章 体験奴隷

「佐倉さんもマスターも皆分かってないよ…


奴隷なんてやらない方がいいから

こんな所について来て…

あんたバカじゃないの?」

廊下を歩いてるとそんな声が聴こえた

あきらかに私にむかって言ってるよね?




あれ?

私の体験奴隷ここまでなの?



そんなの嫌、ツマラナイ



『なんですか!?人をバカ呼ばわりしないでよ』


私は声がした方に振り向くと、そこには誰も居なくむしろ道もない…


『…さ、佐倉さん?ここ幽霊出るんですか?』



すると佐倉さんは、グっと開き眉毛を柔らかい曲線を描く様にあげ私を見た

効果音をつけるならポカーンっだろう


「フッ… 、」

っと息だけで笑ういつもの笑い方を押し殺しながら下を指差した



もう一度声がした方に向くと壁ではなく吹き抜けになっている

あぁ…なるほど、下かぁ…



私は下を覗き込むようにすると女の子がソファーに座っていた



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