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恋、鯉、故意?

第2章 こい



「ありがうございました。」


車から降りて、先生にお礼を言うと、早足で校舎に向った。


「ん。雪姫おはよう」


教室に着くと、私の前の席に座ってる朝比奈うさぎちゃんが声をかけてきた。


うさぎちゃんは、ショートカットの茶髪に小さい背が、とてもかわいい。


「おはよう、うさぎちゃん。」


かわいいなぁ~


と、ニッコリ笑って答えると、いつのまにか、みんながこっちを向いていた。


顔が赤い?


風邪かなぁ~


最近、へんな風邪が流行ってるからなぁ~

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