未来~LEGEND
第1章 始まり…
二人ゎ教室に着いて自分の机にランドセルを置いて再び莉子ちゃんがあたしの机の元まで駆け寄ってくる
「奈月ちゃん、今日テストがあるらしいの
あたしママに勉強しろって言われたけど眠くて寝ちゃったから、何も頭に入れてこなかった!!」
「莉子ちゃんなら大丈夫!あたしゎ勉強嫌いだしお母さんなにも言ってこないから」
「そっかなぁ…あっ!!今日の献立なんだったっけ?」
そう言って教室の壁に貼ってある献立表を見に行ってしまった。
一番橋っこの席だったあたしゎ外を見ながら
「は~。」
ついついため息が漏れてとっさに口をふさいだが誰も聞いてなかったみたいでまた外に顔を戻した
だけどすぐにまた視線を変えた。
だって隣の席の男の子がこっち見てた気がしたから
……。
やっぱり。
見られちゃったかなとか思い目があった瞬間あたしゎ反らした
「瀬戸さんだよね?」
「えっ?」
「僕、兼子紀衆っていうんだ!!宜しくね」
突然の自己紹介でシャイなあたしゎ戸惑ってしまって「えっと…よ、宜しくね」とだけ言ってまた視線を反らした
だけど兼子くんゎそんなことも気にしてないのか
「瀬戸さんってなんかオーラがあるよね」
何を急に意味分からないこと言ってくるんだ…
兼子くんゎそのまま続けて
「何て言うかちょっと同い年なのに大人っぽいなって思った!!」
それを言われてやっとまともに返答をした。
「あたしが?」
「うん!!」
「そっかなぁ…」
するとチャイムがなって「あっ、チャイムなっちゃった」
なんて言いながら兼子くんゎ正面に向き直した。
そんな話だったけど兼子くんゎ考えてることが全く分からない事とユニークな性格だって事わ何となくだけどちょっと思った