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万引き少女

第3章 少年微笑

九時まであと三分…

「…」

俺はとりあえずさっさパンを胃袋に詰め込み物置部屋に向かう

「まさか本当にこれを解放する日が来るとは」

俺は格好付けながら部屋から大きな鞄を取り出す


咲と付き合い始めた頃からいつか使いたいと思って買い集めていた道具達だ

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