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君の声に恋をした

第3章 花山カントリー



そこにやってきたのは



「…委員長 先生呼んでます」

ザワッ

「誰あのイケメン」

― 美樹はイケメンに弱いからなあ
顔をあげずに扉を横目で見る




「ちょっと!聞いてんすか!!」


目の前には着メロの子が立っていた


「……体調不良っていっておいて」
「はあ?!ふざけないでくださいよ ホラ行きますよ!!」

彼は無理矢理わたしの腕を引っ張っていく

「なんで俺が副委員長…ブツブツ」

とかなんとか言いながら


もちろん
教室のざわめきは収まらないまま

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