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君の声に恋をした

第2章 出会い


「文化祭実行委員~今日から放課後集まりあるからな~」

― げ あたしじゃん

「篠山と神崎!かーなーらーず行くように。企画書忘れんなよー」

パタンと教科書を閉じながら
わたしの方を見て言う先生

信頼されてないなあ
と思いつつ神崎の方を見る


神崎は中高一緒で塾も一緒
何かと仲良かった。

― ま、神崎なら気使わないしいっか

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