
世界で一番大嫌いなアイツ。
第1章 一章*最悪な出会い
誰かが教室に入ってきたみたい。
私は窓の方を向いていて、見えない。
というか、見たくない。
だって、五条が視界に入っちゃうし。←
どうせ、遅刻した生徒でしょ……
コツコツコツ……
誰かの足音が近づいてくる。
私の席の近くなのかな…?
「はい、たくみ。お弁当、忘れてったでしょ」
「まじで!?………わざわざありがとな」
……え?この声……
蘭花「五条っ!?…てことはその方は五条のお母さん!?」
なななんと、教室に入ってきたのは五条のお母さん!
てか、服装めっちゃヤバい!
お金持ちオーラかもしだしちゃってるよ、この人!
五条「うるせーなニワトリ」
蘭花「にわっ……!(怒)」
しまった、五条motherの前で五条と喧嘩なんてだめだ;
蘭花「………;」
五条母「じゃあ、帰るわね~」
五条「あぁ、ありがとな」
五条母……いったい何者…!!!!
