世界で一番大嫌いなアイツ。
第2章 二章*複雑
蘭花「いいよ…嘘つかなくて」
冷たい声で喋る
いいよ、もう分かってるから。
男子ってみんなそうじゃ…
五条「………嘘じゃねぇよ!!!!!!!!!!!!」
蘭花(ビクッ)
イキナリ……何?
五条「まだわかんねぇの?……俺は………………」
蘭花「………」
五条「俺はお前のことが…!」
ブーブーブーブー
あ、私の携帯。電話……?
誰からだろう?こんな…ときに……ディスプレイに目をやる。
蘭花「え………?」
五条「蘭花?」
蘭花「いやっ!やだっ…やだぁ!思い出したくない――!」
カシャンッ
五条「蘭花!おい!?」
頭が…痛くて痛くてたまらないよ―――……