世界で一番大嫌いなアイツ。
第2章 二章*複雑
その時。
「嘘つくなよー」
「本当だって!」
五条「やばっ……」
五条は急いで近くの茂みに隠れた。
………私を抱きながら。
蘭花「ちょ……////」
五条「シーーッ!!!!喋んな」
小声でそう言われてしまった。
体密着してるし……////
「まじで聞こえたんだよ、女の声が」
も////もしかしてあたしの声…!?////
「どうせならもっとリアルな嘘つけよー;だれもいねーじゃん!」
「おっかしーなぁ」
つか……そういう声がしたのにこっちくるって、
この人たち変態…?;
「一人でオナってたら襲おうとしたのになーお前のせいで半立ちしちゃったじゃねーかよ」
「本当に聞こえたんだよ!信じてくんねぇのかよ……そりゃ俺だってヤりたいよ……」
「お前彼女いんだろーー(笑」
蘭花「………」
男子って……そんなこと考えてたんだ……
ってか……考えてるだけならいいけどさ…
それを口に出すって………
五条「蘭花…」
五条も、さっき……
そんな最低なこと思ってたのかな
……思ってるよね
まだあんまはなしてないのにいきなりあんなことするんだし
蘭花「……最低…」
五条「え?」
蘭花「男子って最低!」
私は罪もない五条のを突き飛ばし
服を整えながら無我夢中で家に向かった。
蘭花「……はぁっはぁっ………」
さっき、五条に触られていたときのことを思い出す。
なんで私……五条のこと受け入れちゃったんだろ………
五条なんて……性格ブスだし…………
女子に優しくないし…………
顔は………格好良いけど…………←
「蘭花っっ!!!!」
突然、腕を掴まれた
蘭花「五条……!!…………離して」
五条「嫌だ」
蘭花「…いいからはなしてよっ!!!!」
私をもてあそんだ手
好きでもない私のことを
体目的でヤろうとしたやつ
五条「蘭花、落ち着け」
蘭花「……はぁ………はぁ……………………………」
五条「俺は、あいつらみたいに体目的でお前にふれた訳じゃない」