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妹=肉体奴隷。

第12章 大好きな野乃花。


そこにあったのは、
ぐったりとした腕。


理「ぇっ?えっ…

あっ…お兄ちゃん」



その腕は寝ている
お兄ちゃんのものだった。


…ってか、なんで
お兄ちゃんが私のベッドに⁉


あたりを見回すと、
その考えが間違いだった。


理「あ、私が
お兄ちゃんの部屋に

いるのか…」



ゴミ一つ落ちてないし、
物も揃ってる。


お兄ちゃんの寝顔を
みると、

なぜか恥ずかしくなり、
パッと目を逸らしてしまう。



お、起きよっ!


もふもふ


あ…毛布?

これ、お兄ちゃんの…


毛布から出した上半身
は、すぐに冷たくなり、

またもぐりたくなる。


あれ?

これがお兄ちゃんの
毛布ってことは…


毛布から目線を外し、
お兄ちゃんを見る。

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