Soul Of Blood
第2章 闇に染まる施設
第十六話 幽閉
ドカァァァァン!!
爆発音が地下道を響く 同時にベチャというグロい音が聞こえる
「よっしゃ!」
一つロイはガッツポーズをかます
「おぉ、ナイス!」
幸いにも怪物から離れていた二人は言う
「いい判断だが…」
「だが?」
そこでロイは固まる
「いくら何でもやり過ぎだろ」
「「…」」
確かに倒したものの怪物が爆発した所には緑色の血が染み付いており、腕や人間の顔、茶色の欠片が飛び散っているに加え、もぞもぞと蠢いている物もある
「「「………」」」
三人はただ黙り込む
「…行こうか」
レインがやや遅れて言うと二人はコクリと頷く
ロイは一つ思った
(二度とあんな事考えない事にしよう)…と
・
・
・
地下道を辿っていくと外(地上)に繋がる階段を見つけた
「この階段を登って見ると突き当たりに病院があるな…」
そういって小さい地図を広げて現在地を確認する
「よし!じゃぁ、行こうか!」
三人は一気に階段を上がり、病院へと駆け出す 道中に数体のロウマーがいるが特に苦戦なく倒していく
「到着っと」
ロウマーを全滅して病院前に到着する 待ち構えるかのように大きな扉がある
入り口のようだ けれどその入り口も、病院自体もボロボロだった
「んじゃ、行くぞ…」
レインがドアノブを掛けて言い、二人は頷く しかし…
ガチャガチャ…
「あれっ?」
レインが戸惑う
「どうした?」
「鍵が掛かっている」
「「はっ!?」」
衝撃だった…病院に鍵なんて掛かるものなのか?
「それじゃ、どうすんだよ?」
ロイの疑問はすぐに答えとして返ってくる
「地図によると…調べられる場所は【ショッピングモール】しかないな」
「「ショッピングモール?」」
地図を広げながらレインは言う
「もしかしたら、鍵があるかも…」
「いやいや、おかしいだろ、何で病院の鍵がショッピングモールにあるんだよ?」
「でも、調べられる場所はここしかないんだ」
と、地図を無理矢理見せられる
「「…」」
確かに他を回っても溝だらけで建物がショッピングモールしかない
「確かに…行ってみるか?」
ロイが問い掛けるとレインは勿論、と頷く
「よし、変更!行き先はショッピングモール!行くぞ!」
その掛け声は、後にオォ!と気合いが入った声が響いた
ドカァァァァン!!
爆発音が地下道を響く 同時にベチャというグロい音が聞こえる
「よっしゃ!」
一つロイはガッツポーズをかます
「おぉ、ナイス!」
幸いにも怪物から離れていた二人は言う
「いい判断だが…」
「だが?」
そこでロイは固まる
「いくら何でもやり過ぎだろ」
「「…」」
確かに倒したものの怪物が爆発した所には緑色の血が染み付いており、腕や人間の顔、茶色の欠片が飛び散っているに加え、もぞもぞと蠢いている物もある
「「「………」」」
三人はただ黙り込む
「…行こうか」
レインがやや遅れて言うと二人はコクリと頷く
ロイは一つ思った
(二度とあんな事考えない事にしよう)…と
・
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・
地下道を辿っていくと外(地上)に繋がる階段を見つけた
「この階段を登って見ると突き当たりに病院があるな…」
そういって小さい地図を広げて現在地を確認する
「よし!じゃぁ、行こうか!」
三人は一気に階段を上がり、病院へと駆け出す 道中に数体のロウマーがいるが特に苦戦なく倒していく
「到着っと」
ロウマーを全滅して病院前に到着する 待ち構えるかのように大きな扉がある
入り口のようだ けれどその入り口も、病院自体もボロボロだった
「んじゃ、行くぞ…」
レインがドアノブを掛けて言い、二人は頷く しかし…
ガチャガチャ…
「あれっ?」
レインが戸惑う
「どうした?」
「鍵が掛かっている」
「「はっ!?」」
衝撃だった…病院に鍵なんて掛かるものなのか?
「それじゃ、どうすんだよ?」
ロイの疑問はすぐに答えとして返ってくる
「地図によると…調べられる場所は【ショッピングモール】しかないな」
「「ショッピングモール?」」
地図を広げながらレインは言う
「もしかしたら、鍵があるかも…」
「いやいや、おかしいだろ、何で病院の鍵がショッピングモールにあるんだよ?」
「でも、調べられる場所はここしかないんだ」
と、地図を無理矢理見せられる
「「…」」
確かに他を回っても溝だらけで建物がショッピングモールしかない
「確かに…行ってみるか?」
ロイが問い掛けるとレインは勿論、と頷く
「よし、変更!行き先はショッピングモール!行くぞ!」
その掛け声は、後にオォ!と気合いが入った声が響いた