Soul Of Blood
第2章 闇に染まる施設
第三十四話 斬撃
「来いよ…」
そう呟くのは攻撃をくらうと宣言しているのと同じ行為…
その言葉を発したのはデュラルの方だった
ギュイィィィ!
ギュイィィィ!
右腕に激しく刃が回りだす巨剣…左腕には巨大な機関銃…
まさに【兵器】とも呼べよう相手に睨み合う三人
「「「………」」」
三人はその場から動かずにひたすら睨み続ける…
どうやら三人はデュラルの存在感に動揺しているようだった
「…何だ?来ないのか…?」
デュラルはつまらないような表情を見せた
その表情を見て三人は息を呑む
「行かないなら…」
ヒュッ…
「「「!?」」」
デュラルが言いかけたとき、瞬時にデュラルの姿が消えた…【と思った】
周りを注意を払うとすぐ目の前に【それはいた】
「こっちから行かしてもらう…」
更にデュラルは身を屈み込み、目にも止まらぬ速さでロイに突っ込む
「ロイ!」
カイトは叫ぶがそれも惜しかった
「速っ…!」
巨剣はロイに食らいつくように降り上がり…
ズバァッ!
---一瞬、何が起きたのかわからなかった…
いつまで経っても痛みは襲ってこなかった それに、目の前に見えたのは二つの人影…
一つは、今にもこちらに襲い掛かりそうな巨剣を持った人影…
もう一つは、まるで【俺を庇うように両手を広げ、血を垂らしながら立つ人影】…
「!!??」
やや遅れて状況が理解した
「うそ、…だろ?」
後ろからカイトの声がした
全身が驚愕した…
「レイン!!!!」
レインがロイを庇うような形を取り、肩から斬られた
それにより大量の血を流す
「……チッ…!」
彼の抵抗は、もはや舌打ちしか適わなかった…
「来いよ…」
そう呟くのは攻撃をくらうと宣言しているのと同じ行為…
その言葉を発したのはデュラルの方だった
ギュイィィィ!
ギュイィィィ!
右腕に激しく刃が回りだす巨剣…左腕には巨大な機関銃…
まさに【兵器】とも呼べよう相手に睨み合う三人
「「「………」」」
三人はその場から動かずにひたすら睨み続ける…
どうやら三人はデュラルの存在感に動揺しているようだった
「…何だ?来ないのか…?」
デュラルはつまらないような表情を見せた
その表情を見て三人は息を呑む
「行かないなら…」
ヒュッ…
「「「!?」」」
デュラルが言いかけたとき、瞬時にデュラルの姿が消えた…【と思った】
周りを注意を払うとすぐ目の前に【それはいた】
「こっちから行かしてもらう…」
更にデュラルは身を屈み込み、目にも止まらぬ速さでロイに突っ込む
「ロイ!」
カイトは叫ぶがそれも惜しかった
「速っ…!」
巨剣はロイに食らいつくように降り上がり…
ズバァッ!
---一瞬、何が起きたのかわからなかった…
いつまで経っても痛みは襲ってこなかった それに、目の前に見えたのは二つの人影…
一つは、今にもこちらに襲い掛かりそうな巨剣を持った人影…
もう一つは、まるで【俺を庇うように両手を広げ、血を垂らしながら立つ人影】…
「!!??」
やや遅れて状況が理解した
「うそ、…だろ?」
後ろからカイトの声がした
全身が驚愕した…
「レイン!!!!」
レインがロイを庇うような形を取り、肩から斬られた
それにより大量の血を流す
「……チッ…!」
彼の抵抗は、もはや舌打ちしか適わなかった…