君色に染めて。
第1章 #1
クリクリクリッ
ペチャペチャペチャ。
「あっ、そんなしちゃだめぇ~固くなっちゃうよ~!」
首元を舐めながら涼は私の乳首を両方弄り出す。
ビクンビクン!
ヤバイ…パンツ濡れそうっ!!
「なぁ廉、ちゃんと撮ってる?顔
、引きつってるけど。」
甘い表情のまま私も廉君へと
顔を向けると、廉君は何故か辛そうな表情をしていた。
「わ、悪い。ちょっと見入って録画ボタン押してなかった。」
「も~頭いいのにどっか抜けてんだから廉チャンは~ちゃんと撮っておいてよね~」
「…っ、あ、ああ。分かってるよ分かってる。」
そんな廉君と目があったが、
思わず私は目を逸らし情事に集中する事にした。
何故、廉君があんなに悲しく唇まで噛んでこちらを見ているのか分からなかった。
普通、ビデオとか回す人ってもっとこう、なんて言うのかな。
私が言うのも何だけど、ニヤついてるっていうかさ?
でも廉君は全然違う表情でむしろ真逆で凄く苦しそうだった。
ねぇどうして?
どうしてそんな顔をしているの…廉君…。