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妄想真逆傾向

第2章 妄想被虐少年

「っ!」

俺は立ち上がった

が、すぐに友人に肩を掴まれた

「お…お前山田だぞ…どうするつもりだよ…他にも山田の連れが何人もいるんだ…殺されるぞ!」

俺が心配なのは山田達が美優に殺されないかどうかなのでそんなことどうでも良い…

とは言えるわけもなく俺は柄にもないことを言うことにした


「彼女がピンチなんだ!死んでも助けるに決まってるだろ!」

そう言うと俺は屋上に向かって走り出した

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