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第6章 「すとっぷ!」
「ねぇ~、返事!どうなのーーーー」
衝撃の告白から約30分。あれから私は正座で下を向いて黙り続けている。「・・・。」
ずっと黙っている私の頬を突っついているのを我慢している。
「あのさ。俺、あんたが入学してから、ずっと見てたからね?講義室に残って勉強してるの。」
「え?」
キョウタが語り始めた。
「んで、そこ通るたび、ずっとあんたの姿見て。偉いなーって。そんで声かけたの。したらさ、俺のファンだって。
最初に話したとき、一発で惚れたよ。ぶっちゃけ。だからアドレスだって渡したの。」
陽菜子は黙って話を聞く。まさかそんな前から自分のことを見てたなんて。
「今、俺はあんたの彼氏になれる自信あるよ。
それもお前次第だけど、な。」
話が終わる頃には、陽菜子は顔を上げてキョウタを見つめていた。
衝撃の告白から約30分。あれから私は正座で下を向いて黙り続けている。「・・・。」
ずっと黙っている私の頬を突っついているのを我慢している。
「あのさ。俺、あんたが入学してから、ずっと見てたからね?講義室に残って勉強してるの。」
「え?」
キョウタが語り始めた。
「んで、そこ通るたび、ずっとあんたの姿見て。偉いなーって。そんで声かけたの。したらさ、俺のファンだって。
最初に話したとき、一発で惚れたよ。ぶっちゃけ。だからアドレスだって渡したの。」
陽菜子は黙って話を聞く。まさかそんな前から自分のことを見てたなんて。
「今、俺はあんたの彼氏になれる自信あるよ。
それもお前次第だけど、な。」
話が終わる頃には、陽菜子は顔を上げてキョウタを見つめていた。