機動戦士ガンダムδ
第2章 デルタの幻影
「僕の反応についてくる…。サイコミュの力…やれる!」
機体の性能に確証と自信の入り交じった声をあげ、クロードはウェイブライダーへと変形し炎の緒をひいて残りの二機に向かっていく。
「タルマン少尉、そちらの状況は!?」
バズーカの砲身ごと、頭部からコックピットを両断された《ギラ・ドーガ》が宙を漂う。
「こちらタルマン少尉、こっちも片付いた!お前はクロードの援護に当たれ!」
タルマンのジェガンが踵を返す。
「了解!」
「こちらラー・ハーヴェス。敵機三機の《ギラ・ドーガ》と交戦中、味方機四機のうち二機が撃破されました!至急援護に!」
無線を互いの情報が飛び交う。
「ニット少佐!戻ってください!!こっちは大丈夫です!」
自軍の芳しくない状況をみかねたのか、クロードは残りの二機も相手をするつもりらしい。
「バカ言え!まだ乗って数時間しかたってねぇ機体で!性能がよかろうとなれてもいねぇんじゃ任せられるか!」
「こちら艦長!ニット少佐、ここはやつに任せてみろ。たまには信頼してやれ。」
艦長から直々の伝言となれば、一瞬考える。
「ですが!…わかった!死ぬな!」
「少佐もご無事で!」
機体の性能に確証と自信の入り交じった声をあげ、クロードはウェイブライダーへと変形し炎の緒をひいて残りの二機に向かっていく。
「タルマン少尉、そちらの状況は!?」
バズーカの砲身ごと、頭部からコックピットを両断された《ギラ・ドーガ》が宙を漂う。
「こちらタルマン少尉、こっちも片付いた!お前はクロードの援護に当たれ!」
タルマンのジェガンが踵を返す。
「了解!」
「こちらラー・ハーヴェス。敵機三機の《ギラ・ドーガ》と交戦中、味方機四機のうち二機が撃破されました!至急援護に!」
無線を互いの情報が飛び交う。
「ニット少佐!戻ってください!!こっちは大丈夫です!」
自軍の芳しくない状況をみかねたのか、クロードは残りの二機も相手をするつもりらしい。
「バカ言え!まだ乗って数時間しかたってねぇ機体で!性能がよかろうとなれてもいねぇんじゃ任せられるか!」
「こちら艦長!ニット少佐、ここはやつに任せてみろ。たまには信頼してやれ。」
艦長から直々の伝言となれば、一瞬考える。
「ですが!…わかった!死ぬな!」
「少佐もご無事で!」