機動戦士ガンダムδ
第2章 デルタの幻影
「仲間の…敵ぃぃ!!」
アックスを振りかざし、縦に振り抜こうとする。
しかし、それは叶わず、アックスを持つ腕の肘から先が一瞬で切断されていた。
「そんなっ…!」恐怖にひきつる顔。
「守るんだ!絶対に!!」
シールドを相手につきだし、ウェイブライダー形態のときは機体の下部になる、ハイ・メガ・キャノンから膨大なメガ粒子の塊が放たれる。
直撃を受けた《ギラ・ドーガ》は瞬時に蒸発し、残った部分は誘爆して宙に光の花を咲かせる。
「こちらクロード、《ラー・ハーヴェス》、状況は?」
「戦闘は終了、タルマン少尉たちが奮闘してくれました。」
エリシアの声がする。
自分で聞いておきながらも、Gの負荷は想像以上で、遠くからの声に聞こえる。
「こちら艦長、クロードよくやった。さっさと帰ってこい。」
「了解です。」
重たいからだに力をいれ、フットペダルを踏み、スラスターを焚く。
アックスを振りかざし、縦に振り抜こうとする。
しかし、それは叶わず、アックスを持つ腕の肘から先が一瞬で切断されていた。
「そんなっ…!」恐怖にひきつる顔。
「守るんだ!絶対に!!」
シールドを相手につきだし、ウェイブライダー形態のときは機体の下部になる、ハイ・メガ・キャノンから膨大なメガ粒子の塊が放たれる。
直撃を受けた《ギラ・ドーガ》は瞬時に蒸発し、残った部分は誘爆して宙に光の花を咲かせる。
「こちらクロード、《ラー・ハーヴェス》、状況は?」
「戦闘は終了、タルマン少尉たちが奮闘してくれました。」
エリシアの声がする。
自分で聞いておきながらも、Gの負荷は想像以上で、遠くからの声に聞こえる。
「こちら艦長、クロードよくやった。さっさと帰ってこい。」
「了解です。」
重たいからだに力をいれ、フットペダルを踏み、スラスターを焚く。