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今ある情報を加味した上で、
「分かった…助言感謝するよ。」
「いえ、あいつは簡単につぶれはしないと思いますが、少しでも楽にしてやらないとって思っただけですよ。では。」
そう言って床を蹴り、廊下の奥へ消えた。

妙に落ち着かない、先程から廊下をうろうろしてばかりだ。周りからみてもおかしいようで、恋煩いか？などとちょっかいをかけてくる輩もいる。
ふと思い立ち、新たな相棒のもとへと足を運ぶ。

隔壁のエアロックを潜り、おくのデッキに向かう。
そこには始めてみたときと変わらぬ双眸をもつ、白い悪魔が収まっていた。
近づいて機体に手を触れて目を閉じる。
（お前はなぜここにいる…？）
帰ってくるはずのない、返答を待ってみる。
ゴォォォ！
強烈な爆発音と 振動に驚くもつかの間、警報とブリッジからの音声が交差する。