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君~タイセツサト、トウトサ~

第6章 第五章

郁-Iku-

美:「ほら…立って」

そう言って俺に手をさしのべる

俺はその手を握り美成子を抱き寄せた

美:「郁?」

郁:「ちく…しょう…っ」

先:「でわ、検査は後日と言うことで」

こう言うとこは気が利くんだなww

美:「郁…」

泉:「ばか…だね。」

そう言う泉木の声は震えていた

璃:「同感ww」

ガラガラ

病室で二人きりになった

郁:「ごめん…な?」

美:「え…っ?」

郁:「こんな…弱…いお…れで…っ」

美:「郁は…弱く…なんか無い…よ?」

郁:「俺た…ち確か…今日で四年…目だな?」

美:「今日…じゃ…ないしww」

そうだったけ?

美:「昨日…だよ…っ」

毎年何かやってたのに
今年は何も出来ねぇのか…

俺はそっと美成子にキスを落とした

美:「んっ…」

俺はフラフラな足を立たせ
美成子を抱きかかえドアまでいき
鍵をしめて、ベッドに寝かした

美:「へ…?」

郁:「最初で…最後だ…っ」

そう言って
俺は美成子にキスをした。

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