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私の想い

第2章 雑草の如く

『ちゃんと無事に帰ったかな?
この間は、強く言い過ぎたね。でも、あれは本当の事だから謝ることはしない。

まだ、13才の子には難しい事を言ったかもしれないけど、これから少しずつ分かるようになると思うし…大丈夫やと信じとる。

あんたの家庭環境とか全部知っとるし、大変なのも分かるよ。ホンマに辛いよなぁ…。

でも現実から逃げてばっかりおっても、何も変わらんまんまやで。一生懸命、前向いて生きてればいつかはいい事あるよ。

…雑草の如く、踏まれても踏まれても、また起き上がる。そして、さらに強くなる。雑草だって花が咲く。頑張って生きてれば、花が咲く。諦めたらその時が最後…。

そう思いながら、姉ちゃんは生きとるよ!!

いつでも、姉ちゃんが味方やから!!


頑張ってみぃやっ!!

頑張って、頑張って、とにかく頑張って、
それでも上手くいかなくて、どうしても疲れた時には…遊びにおいで。』



…………私はなにやってんだろう。


もっと、ずっと早く読んでれば…。


これから、頑張らなければ…、
自分の為に…、
子供の為に……。


雑草の如く…私は強く…。
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