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サンタをサガセ

第3章 ソラヲミアゲルト

「お疲れ様でした」


アマトさんはアイスティーを私の前に置くと正面に座った



店を開いて約2時間でケーキは見事に完売して私はカフェスペースに通されていた



『ありがとうございます。』


「こちらこそありがとう。助かったよ

ところで今日はどうしたんだい?」


『実は…』

私はアマトさんに一部始終を話した


「なるほど、それは大変だね
確か前に話してくれたよね?左手の薬指のこと」


あぁやっぱりバカなトモとは違うなぁ~なんて優しいんだろう


『そうなんですよ~せっかくのクリスマスなのに!!最悪ですよ』



私はブチブチと愚痴るとアマトさんにサヨナラして店を出た



少し怒りが静まっていたが、やはり犯人さがしに行くことにした



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