tall love
第1章 プロローグ 悠騎side
「はい…。」
「もー、悠騎!!どうせ寝坊でしょ!!ちゃんと来なって!!」
「え~どうせもう遅刻だし…。あんま目立ちたくないんで…。あぁ急に頭痛くなってきちゃったぁ…。」
適当に流しておいたが…。
「嘘つき!!絶対来なさい!!」
きんきんした声で
叫ばないでほしい…。
携帯を少し耳から離した。
「頭が痛いので学校をお休みします。先生に伝えといてください。」
それだけ言ってきった。
桜姫がなにか叫んでたけど
知らない、知らない…。
……ん!?やっべぇ…。
私、新入生代表だった…。
隣の海斗兄に送ってもらおっ!!