tall love
第5章 悲劇 悠騎side
「ひぃっ!!」
「逃げてんじゃねぇぞっ!!1人のこらずぶっ潰す!!」
「うわぁ!!」
ちょこまかと
うざってーな。
「助けてくれた君、携帯貸してくんない?」
「…?まぁいいや。はいっ!」
投げられた携帯を
キャッチして
私は電話をかけた。
「仲間をよぶつもりかよ!無駄だぜっ!!俺らはまだまだいるんだからよっ!!」
そう言うと
ドアからぞろぞろと
男が入ってきた。
「あぁもしもし?駅の近くの倉庫に救急車お願いします。台数は…なんか増えてきて分からないんでとりあえずたくさん。」
「な、なめてんじゃねぇぞっ!!女ごときがぁ!!」
「それはこっちのセリフだ…。女、なめてんじゃねぇぞ(怒)」