tall love
第5章 悲劇 悠騎side
私は携帯を
助けてくれた男に投げ
殴りかかった。
流石に相手は男だし
20人対1みたいな
対決だし
正直辛いかなって
思ってた。
ちょっとヤバかった。
まぁ勝ったんだけど。
殴りかかってくるだけの
馬鹿集団だったから
避けて殴ってを繰り返してたらいつのまにか
全滅していた。
少し返り血が
ついてしまった。
血がでないように
殴ったんだけど
無理だったみたい。
「もうこんな事すんじゃねぇぞ。この事は仲間内で喧嘩したってことにしろ。もし口外したらまた殴りにくるからよ。」
「す…いま…せ…んでした。でも…全……滅はや……りすぎ…じゃ…ないで…すか。」
「はぁ?桜姫を泣かせといてよく言うよ。命があるだけでも有り難く思ってほしいよ。それに救急車も呼んだろ?」
「じゃあな!!」
私と桜姫と助けてくれた男は
倉庫から出た。
ちょうど救急車がきた。