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第4章 クリミア編第1話 希望


「おい、ロマニーも一緒に戦わないか?」


俺はそう言って牛小屋を開けた。



ロマニーは弓を持ちながら顔色が悪く震えていた。


「お、おい、大丈夫か?」


ロマニーはやっと俺に気づいた。

「あ、ああ、バッタ君、はは、情けないよね。去年のトラウマがきてるみたい。私、牛さん持ってかれるのやだよ…。」


ロマニーは次第に泣いてきた。

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