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第1章  放浪

人の悲しみ、嫉妬、願い、やるせなさ、そんなものを感じる。



俺は、世界を救い切れてなかったのか。



ということは…、



ボフッ!!


柔らかい花の上に落ちて、俺はどうやら助かった。



どうやらまだ死なないらしい。当たり前だ。俺は天運の持ち主だからな。



そんなことを思っている暇はつかの間だった。

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