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俺はもう、

第4章 *どっちが大事?...






優が夢ちゃんの顎を持ちあげキスしてるー・・・













その場で立っていられなくて、ドアに背中を預けたままズルズルと床に座り込んだ。













嘘・・・・




これは夢。



そう、きっと何かの間違い。












何度も自分に言い聞かせて、口元に持っていった両手は震えてて、その震えを止めようと握り拳を作った。













優の彼女は夢ちゃんー・・・




わかってた。





わかってたはずなのに、










近くにいるのが当たり前だった優が、こうして他の子と恋人らしいことしてる姿を見ると胸が苦しくて涙が出た。



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